タクシードライバーにとって配車アプリは役立つか?

配車アプリは、タクシーを呼びたいときに電話ではなくスマートフォンのアプリを介してリアルタイムの配車や配車予約を依頼できるシステムです。

ここでは、タクシードライバーにとって配車アプリがどのように役立てられているのかを紹介します。

タクシーの配車アプリについて

タクシーの配車アプリは、利用客自身がスマートフォンやタブレットに専用のアプリをダウンロードして会員登録(アカウント開設)を行うことで、タクシー会社に直接配車を依頼できる仕組みです。

タクシードライバーは配車アプリから入る予約内容として、迎車の日時・乗客の情報・迎車場所・停車位置・目的地・連絡先を確認できます。

ただし、確認のためにはドライバーも配車アプリをダウンロードする必要があり、タブレットなどの端末が必要です。

タクシードライバーが配車アプリを利用するメリット

待機場所がすぐにわかる

配車アプリには地図や詳細な住所が表示されます。ドライバーは利用客に待機場所を確認する必要がなく、現地で利用客を探し出すための手間がかからないため、スムーズに待機場所へ迎車できます。

一目で予約内容が確認できる

予約の日時や乗客の人数など、内容がすぐに確認できる点もアプリのメリットです。電話連絡では聞き逃しや聞き忘れが発生する場合がありますが、予約情報がすべて表示されるアプリを使えば、当日までストレスなく乗務に集中できます。

スケジュール調整しやすくなる

配車アプリからの予約や依頼が増えてくると、次の待機場所までの移動距離や移動時間が計算しやすくなります。予約と予約のあいだが空いていれば、その時間を使って流すことも可能です。

回転率や効率性が上がる

待機場所がわからず狭い道を行き来したり、慣れていないエリアで流しをしたりする営業方法はストレスが大きく、タクシー会社にとっても燃料代や営業機会のロスになってしまいます。

配車アプリはそうした流しをせずに必要としている利用客の元に迎車できるので、利用客を探して回る営業よりも効率的な方法といえるでしょう。

タクシードライバーが配車アプリを利用する際の注意点

アプリの対応状況を確認する

アプリが対応していないタクシー会社では、配車アプリを利用できません。配車アプリにはいくつかの種類があるので、自社のサービスに対応しているアプリを使用しましょう。

操作方法をチェックしておく

アプリの基本操作、画面の見方や確認の仕方などの操作方法は一通り確認しておきましょう。操作に手間取ってしまうと、せっかく入った予約への対応ができないリスクも考えられるため、前もって確認しておく必要があります。

タクシードライバーにおける配車アプリの活用法について知っておこう

配車アプリは手軽に手元の端末から予約情報を受け取り、配車に迎えるサービスです。正確性が高く、利用客とのスピーディなマッチングが可能なため、タクシードライバーにとってもメリットの大きなサービスです。

自社に対応しているアプリを中心に操作方法を確認し、活用方法を把握しておきましょう。

多摩エリアで使われる主なタクシー配車アプリ

GO(ゴー)

日本交通が運営していた「JapanTaxi(現在はアプリサービス終了)」とDeNAが運営している「MOV」を統合して生まれたタクシー配車アプリです。国内タクシーアプリで最大級のエリア展開を行っており、現在は47都道府県を網羅しています。

AI技術とリアルタイムな連携で、配車から乗車までの時間がスピーディーなのが特徴。電話配車よりも早くタクシーを呼ぶことができます。多摩エリアでは日本交通のほか、拝島交通や八王子交通などが提携しています。

対応エリア全国47都道府県
支払い方法GO Pay(クレジットカード・d払い・PayPay・Apple Pay)
事前予約
公式HPhttps://go.goinc.jp/

DiDi(ディディ)

中国の「滴滴出行」というライドシェアサービスが提供しているタクシー配車サービスです。日本版のサービスは、ソフトバンクが出資する「DiDiモビリティジャパン」という企業が運営しています。リリース当初は関西エリアのみの対応でしたが、現在では全国31道府県にまでエリアを拡大しています。

多言語対応機能を備えており、外国人にも使いやすい設計。訪日観光客の移動にもよく利用されているアプリです。

対応エリア東京・他31道府県
支払い方法現金・クレジットカード・デビットカード・PayPay
事前予約可(愛知県を除く)
公式HPhttps://didimobility.co.jp/

S.RIDE(エスライド)

S.RIDE株式会社が運営している配車サービスです。アプリをワンスライドするだけでタクシーを呼べることから名づけられました。サービス開始当初は東京都内のみでしたが、現在では神奈川・埼玉・大阪・名古屋などの大都市圏で利用できるようになっています。

東京都内で数多くのタクシー車両と連携しており、その中で利用者から最も近いタクシーを配車する仕組みとなっています。配車する車種の指定も可能。トヨタ JPN TAXIと日産NV200タクシーは無料で指定できます。

対応エリア東京・他10府県
支払い方法現金・クレジットカード・各種QRコード決済・S.RIDE WALLET
事前予約
公式HPhttps://www.sride.jp/jp/

Uber Taxi(ウーバータクシー)

フードデリバリーサービス「Uber Eats」と同じアプリで利用できるタクシー配車サービスです。日本ではタクシー会社と提携して提供されています。配車依頼や料金確認、支払い、ドライバーとのチャット連絡まで、アプリ内で完結します。

70以上の言語に対応しており、チャットも自動翻訳されるため、世界中で使えるのが特徴。日本を訪れる多くの外国人観光客も利用しており、空港周辺や観光地などでの需要が高い傾向にあります。

対応エリア47 都道府県
支払い方法車内決済・クレジットカード・デビットカード・PayPay・Apple Pay・Google Pay・Uber Cash・現金(一部地域のみ)
事前予約
公式HPhttps://www.uber.com/jp/ja/ride/ubertaxi/

東京無線タクシー

東京23区・武蔵野市・三鷹市を営業区域とするタクシー会社で構成された無線グループ「東京無線協同組合」が運営する配車アプリです。東京無線協同組合に所属するタクシー5000台以上のタクシーから車両を検索して配車するサービスで、「NAVITIME」アプリのルート検索結果から直接配車を依頼することもできます。

複数台手配も可能なため、グループで移動する機会の多い人によく利用されています。

対応エリア東京23区・武蔵野市・三鷹市
支払い方法クレジットカード
事前予約
公式HPhttps://www.tokyomusen.or.jp/order/app_android

フルクル

タクシーに乗りたいときにアプリを開いた状態でスマホを振れば、近くのタクシーが駆けつけてくれるサービスです。周辺にいる空車のタクシーに利用者の現在地が伝わる仕組みとなっており、アラームと利用者の位置情報がナビ画面に表示されます。

アプリを利用した時点で配車が確定するわけではないため、ユーザーは迎車料金なしで利用できるのがポイント。登録不要で手軽に利用できる点も、都内で人気の理由となっています。

対応エリア東京23区・武蔵野市・三鷹市
支払い方法車内決済(各タクシーにより異なる)
事前予約不可
公式HPhttps://www.km-group.co.jp/fulcul/