若手のタクシードライバーが増えているって本当?

定年がなく高齢になっても働けることから、年齢層が高いイメージのあるタクシードライバー。しかし、最近になって若手のタクシードライバーが増えはじめているのをご存じでしょうか。なぜこのタイミングで若手のタクシードライバーが増えているのか、その理由を解説します。

若手のタクシードライバーが増えている理由

配車アプリの普及

スマートフォンの普及と浸透によって、アプリでの配車依頼ができるようになった今。タクシー業界のDX化が進んだことも相まって、「GO」や「DiDi」をはじめとする様々なライドシェアアプリが登場しており、利用者も多くなっています。

配車アプリを活用すれば効率よくお客様を乗せることができますし、キャッシュレス決済なので現金によるやり取りも不要です。

そのため、タクシードライバーをはじめたばかりの人や土地勘のない未経験者でもスムーズに乗務を行えます。

普段からインターネットやデジタル機器に慣れ親しんでいる若い世代であれば操作方法を覚えるのも早いため、すぐに活躍できる可能性が高いのです。

二種免許の取得要件緩和

2022年の道路交通法の改正によって、第二種免許の受験資格が緩和されました。これまでは、二種免許を取れるのは「21歳以上かつ運転経験3年以上の人」のみでしたが、今回の緩和によって受験資格特例講習を受講すれば、19歳以上かつ運転経験が1年以上ある人なら二種免許を取得できるようになりました。

これにより、条件をクリアすれば10代のうちからタクシードライバーとして働けることになります。

「若いうちからとにかく働いて稼ぎたい」「車を運転するのが好き」そんな若い世代が気軽にチャレンジできる業界になっています。

働く価値観の変化

Z世代と呼ばれる20代を中心に、今の若手世代は働き方に対する価値観が多様化しています。収入の高さよりもワークライフバランスの良さで仕事を選びたい人や、人間関係でストレスを感じたくないと考えている人が多くいるようです。

タクシードライバーは、一般的な企業に勤めるのと比べて自由で柔軟に働くことができます。業務中もお客様を乗せているとき以外は基本的にひとりの時間なので、人間関係にストレスを感じることもありません。

コツさえ掴めば高収入を得ることもできますし、副業を認めるタクシー会社も増えてきているので他にやりたい仕事がある場合もチャレンジしやすい環境です。

タクシードライバーは、そんな若者の価値観にあった働き方ができる仕事と見られており、人気になりつつあります。

タクシー会社は若手の採用に積極的

タクシードライバーの高齢化が進む中、タクシー業界では、業界を守るためにドライバーの若返り化を進める企業が増えてきています。特に注力して取り組んでいるのが、社会人経験のない新卒者の採用です。

新卒者の雇用を促進することで業界全体の若返りを図ろうと、多くのタクシー会社が新卒採用数を引き上げています。若手の育成にも取り組んでおり、今後もますます若手タクシードライバーを積極採用するタクシー会社は増えていくでしょう。

タクシードライバーは、社歴や年齢を問わず、若くても新卒でも高収入を目指せます。自分のペースで働けて、年齢を重ねても長く続けられる仕事です。

タクシードライバーに興味のある方は、若手のうちからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。