近年、本業に加えてさまざまな仕事を掛け持ちする「副業」が注目されています。輝ける場所が見つかるだけではなく、自身の特技・強みを活かした副業は、生活の助けになってくれるものです。
ここでは、タクシードライバーの副業についての概要やルール、副業を始めるにあたり気をつけるポイントについて紹介します。
タクシードライバーが副業をする場合、会社のルールに従う必要があります。「副業可」とされていれば、本業に加えて別の仕事に従事できます。
副業不可の会社では、タクシードライバーの本業のみとなり副業は規則違反になります。副業を禁止されているにもかかわらず従事し、会社に知られた場合は処分の対象となるため、注意が必要です。
国土交通省では、タクシードライバーが全国的に不足している状況を受けて、一般のドライバーが運転手として乗務できる「ライドシェア」を2024年4月に解禁する方針を示しました。
ライドシェアとは、一般のドライバーにタクシー会社が研修と運行管理を実施し、配車アプリと紐づけて乗客とのマッチングを図るサービスです。※1
ドライバー不足を補う制度として公共交通機関が少ない地域や過疎地域を中心に導入を進めていく方針で、ドライバーの新しい副業方法としても注目されています。※2
※1参考元:内閣官房「資料3 国土交通大臣提出資料」【PDF】(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/kaigi3/kaigi3_siryou3.pdf)
※2参考元:テレ朝NEWS「ライドシェア」“事前に運賃確定”“副業ドライバーもOK” 国交省が制度案(https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000336098.html)
本業の規則に違反すると、始末書の提出・給与への影響・懲戒解雇などの対象となります。副業に入る前には、本業であるタクシー会社の就業規則をしっかりと確認し、決まりを守ったうえで新しい仕事を探すことが大切です。
副業に就く場合は、本業を圧迫しないように注意が必要です。肉体労働などの疲労する仕事、仕事をしているのに赤字になる可能性がある仕事など、本業に悪影響が出るものは避けましょう。
本業とは別に所得がある場合、総額が20万円を超えると確定申告が必要になります。また、副業で社会保険に加入しなければならない場合は、本業の保険と二重に加入する状態になるため、どちらか片方を選ぶ手続きが必要です。
業界・業種を問わず副業が注目されるようになり、タクシー会社でも副業可とするケースが増えてきています。本業以外にも稼ぐ手段を探そうと思ったときには、本業に支障をきたさない範囲で取りかかれる仕事が良いでしょう。
タクシー会社の規定を確認し、副業に関して決まりがない場合は必ず上司などに確認をとったうえで、無理なく取り組めるお仕事を見つけてみてはいかがでしょうか。