タクシードライバーは長い時間運転をするので、1日何km走るのか、また走行ノルマがあるのか気になる人も多いと思います。本記事ではタクシードライバーの1日の走行距離や、ノルマの有無などについて掘り下げ、解説します。
タクシードライバーにはいろいろな働き方があるため、勤務時間やエリアなどによって1日の走行距離は異なります。都心では平均すると200〜300kmほどといわれています。300kmは東京から名古屋までの距離と近いため、タクシードライバーは1日に相当な距離を運転しているということです。
一般の人は、毎日300kmも運転すると思うと大変に感じるかもしれませんが、300km運転し続けるわけではないため、慣れると苦にならないと感じる人が多いようです。
タクシードライバーには、1日に走行できる距離が決められているのでしょうか?結論からいうと、1日の走行距離には上限が定められています。上限の設定は、地方運輸局長が指定する地域において定められます。エリアによって上限は異なりますが、270〜350kmほどに設定されていることが多いです。
地方運輸局長の定める上限距離をもとに、各タクシー会社で1日の走行距離の条件を設定しているところもあります。走行可能時間や距離、輸送回数は平均速度などを踏まえ、最高限度の規定モデルを例に定めるルールです。
地域によって上限距離が異なるのは、交通量などが考慮されているためです。各地域の現状に応じて、過剰な規制とならないように検討したうえで規定することが望ましいとされています。
このため、地方運輸局長が定める上限距離よりも、短い距離を設定しているタクシー会社もあります。乗客はもちろんドライバーの安全を考えているからです。上限以内でも、長時間長い距離を運転することで疲労が蓄積します。疲れから注意力が低下し、事故を起こすことがないように、上限距離を低めに設定しているのです。
タクシードライバーには、走行距離の最低限度はありません。1日に必ず何km走らなければならないという決まりはないので、ノルマに到達するまで仕事を終えられないという心配は無用です。もちろん、上限まで走行しなければいけないということもありません。
より売上を上げたいタクシードライバーは、上限まで走行することも可能です。逆にドライバーによっては、1日目標売上に到達した時点で仕事を終了する人もいます。これは勤務するタクシー会社の規定によって異なりますが、自由度が高い点は魅力です。
タクシードライバーの走行距離の上限はタクシー会社によって異なるため、より多くの売上を上げて収入を得たい人は、走行距離の上限が高い会社を選ぶのもひとつの方法です。また、最低ノルマは設定されていないため、タクシー会社の規定で設定している場合は、入社を検討する要素になります。走行距離の規定を考慮したうえで、働くタクシー会社を選ぶとよいでしょう。